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自炊本を外付け大脳皮質に放り込むための「ファイルサイズを縮小する」呪文

 Acrobatには、「ファイルサイズを縮小する」コマンドがついている。Acrobatのどのバージョンまで互換性を保持するかが圧縮の決め手になるようであり、ダイアログボックスの説明に曰く「より旧いバージョンとの互換性を放棄すればするほどファイルサイズが小さくできる」由。試みるに、ファイルサイズが1/10〜1/30に縮小した状態でも、iPad 2で表示する限りにおいて実用上判読に支障はない―表示の待ち時間が長くなった気はするが。そうなると、これまでよりも20倍くらい多くの本をiPadに詰め込めこんで持ち歩くことができる。ただし、将来の解像度の高いディスプレイで読みづらくなってしまっては、デジタル化書籍の資産価値がなくなってしまうリスクも考えておかなくてはならないのだが、現行のレチナディスプレイでどうなるかさえ、筆者の財力では検証不可能である。その将来のリスクに備えて裁断した本をスキャン後も捨てられないのも困ったものである。
 その一方で、これまではファイルサイズの上限を超える場合が多かったことからEvernoteで管理しようなどとは思ってもみなかったけれど、圧縮をかけた後の蔵書のファイルの目方は70〜3 MBあたりに分布していて、プレミアムメンバーのノートの上限(100 MB)を下回るものがほとんどになった。本を丸ごと1冊Evernoteのノートとして登録すると、Evernote全文検索できる範囲が広がるということだ。PDFファイルをiBookの本棚に並べておくのは、単なる積ん読と変わりないが、Evernoteプラグインを入れたブラウザでぐぐれば蔵書を全文検索できるとなれば、これは外付け大脳皮質をさらに博覧強記にできるということだ。