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きっかけは古賀市の海岸を一緒に歩いていたお嬢様の拾った貝殻だった

 ヘモグロビンA1cの値が下がらず、運動と食事への配慮が求められている今日このごろなり。まん中の子が見るに見かねたか、黄金週間後半の一日、レンタカーを借りてビーチコーミングに連れて行ってくれることになった。
 旧版の漂着物事典は、西古松の林語堂書店で購入したと記憶している。海岸を歩く際には無意識に漂着物探索モードに切り替わるくらい、若かりし日に精神の基底層を作ってくれた本の一冊である。
 瀬戸内海にはスケールの大きな漂着をした椰子の実のような漂着物が到達しにくいと思われ、黒潮の洗う海岸線に憧れたものであった。が、これは筆者の勝手な誤解で、著者の石井忠氏(1937年10月28日ー2016年5月30日)が福岡の方で、漂着物学のふるさとは志賀島から福津市にわたるパラソルのへりのような海岸線である。このことは、昨年聴講したサマースクールのおかげで再認識させられたのであった。石井先生は昨年心不全で亡くなられた由。ご冥福をお祈りする。

新編漂着物事典―海からのメッセージ

新編漂着物事典―海からのメッセージ